Tokyo HoloLens ミートアップ vol.4に行ってきました。参加するのは通算3回目(のはず)。
以下、各セッションのメモ。残念ながらLT前に離脱したのでメインセッションのみ。
俺たちが作るべきMR
ゆーじ@yuujiiさんの、例のハッカソンで例のVRアーティスト賞を受賞したHololensを使ったお絵描きアプリにまつわる話。
www.slideshare.net
- すぐ近くの3Dオブジェクトを描画しない設定であるnier clipについて。HoloLensでは0.85(より近いものは描画しない)だが、ホワイトボードに投影しながら絵を描くという性質上0.3にした
- 0.3より低くすると、ホワイトボードに近づきすぎてしまいトラッキングを失うため、あえて0.3とした
ARもVRもMRもまとめてドドンドーン!
前本 知志@peugeot106s16さんの、KINECT等を使って位置同期を行なう話。
www.slideshare.net
- ARアプリでは、3DモデルとKinectが捉えた物体とのzテストでオクルージョンできる
- 現実ではオクルージョンされるのが当たり前なので、誰もすごいと言ってくれない!(気づいてもくれない!)
- 複数KINECTでの位置同期
- KINECT, HoloLens Tangoで位置を同期する
- 現実世界を基準に、仮想世界もそこに重ねる。各デバイスは覗き窓となる
多人数同期MR体験を実現するプラットフォームDAHLES
MIRO@MobileHackerzさんの、N高入学式で使用したHoloLens数十台運用プラットフォームの話。
- 1対nで配信
- 大域自己位置ポジショニング
- HoloLensのアンカーの問題点
- 全端末がspatial mapを持ってないとできない
- 大規模会場ではdepthが届かない(ぜいぜい数メートル)
- 似てると間違える。列が一列ずれる。四角い部屋だと90度・180度ずれることも
- 一度誤認識されると、なかなか再認識されない
- 可視光マーカーを併用する
- マーカーで大まかな位置を知り、近くのアンカーを使って精細なポジションを得る
- HoloLensのアンカーの問題点
- 無線ネットワークトラフィック管理・配信コンテンツ管理
- 輻輳防止
- 隠れ端末問題
- ブロードキャストパケットによるイベント同期
- どうしてもムリなところは無線を強くする
- HoloLens端末の運用管理
- アプリケーションのデプロイ
- Device Portalを使うと結構できるけど、無線は遅いのでつらい
- USBでもできるようにした
- 装着オペレーションのサポート
- 「こう見えていれば正解」という画面を装着案内時に表示しておくのは有効
- アプリケーションのデプロイ