結論から言うと「送れなかった」のですが、調査したことなどのメモ。
メンションとは
ここで「メンション」と呼んでいるのは、グループ/チャットルーム内で、"@"に続いてメンバーの名前を書くと通知が飛ぶ、という機能。
2017年2月にリリースされた機能ですが、LINE公式ブログなどでは正式な名称は書かれていませんでした。Twitterほかにならってメンションと呼ばれているようです。
LINEアプリ上では、下のように青い文字で表示されます。
なお、メッセージ入力欄に「@」と入力すると、メンションを送る候補としてグループメンバーの名前が表示されますが、ここにBotの名前は出てきません。
Botにコマンドを送るときに使えるのでは?と思ったのですが、ダメでした。
Webhookで受け取れるメンションを含むメッセージ
上のような、ユーザからユーザへのメンションを含むメッセージをWebhookで受け取ったとき、その内容は単なるプレーンテキストで
@テスト太郎 メンションのテスト
という文字列が受け取れました。
ユーザ名は、個々のユーザで異なるものに上書きできますが、Webhookで受け取れるものはメンションに指定されたユーザ本来のものです。
LINE Messaging APIからメンションを送ってみる
Webhookがプレーンテキストであった時点で無理そうでしたが、一応試してみました。
まず、"@"に続けてユーザID(golang SDKの場合、event.Source.UserID
)を指定したケース。
続いて、"@"に続いてユーザの名前(golang SDKの場合、linebot.Client.GetProfile()
で取得したDisplayName
)を指定したケース。
ともに、メンション扱いはされませんでした。残念。
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