日本マイクロソフトさんで行われた、PlayFab Meetup #1 in Microsoftに行ってきました。
以下、雑なメモ。スライドは拾えたものだけ。
Unite 振り返り - 日本マイクロソフト / 南
Unite 2019でのセッション振り返りと、+αのお話。
Unity SDKはPlayFab公式サイトからダウンロードできるが、SDKを直接入れるよりもエディタ拡張機能を入れるのがおすすめ。ログイン後、エディタ拡張からSDKをインテグレーションできる。
PlayFab with HoloLens - JackMasaki
- PlayFabは様々なユーザ認証APIが提供されているが、Twitterログインは無い
- xRはID・パスワードの入力がつらい
- HoloLensのUDIDは使えない
- xRでは
LoginWithEmailAddress
がベターでは
PlayFab:現実のお金とゲーム内仮想通貨 - Simplestar
スライド: PlayFab:現実のお金とゲーム内仮想通貨
- 課金プラットフォームざっくり比較してみた
- Game Sparks: モバイル特化みたい(に見えた)
- Firebase: Stripeというサービスも使わなければならず、めんどくさそう
- PlayFabならPayPalが使える
- Add-ons > PayPal
- マーチャントID、return linkを設定
- ゲーム内通貨
- Economy > Currency > new Currency で追加
- 通貨コード2桁を指定
- カタログ:リアルマネーとゲーム内通貨の交換レートを定義。Catalog Bundleを使うと便利
- PayPalは自分のビジネスアカウントと同一アカウントから支払えない
- PayPalの履歴には、ゲームタイトルの名前で入る
- PayPalでUSDをJPYに変換してから払い出し。5営業日くらいで出金(銀行口座に入金)される
リアルタイムコマンドバトルのゲームで PlayFab を使ってみた - 南
www.slideshare.net
- ゲーム会社でサーバサイド → 辞めてWeb企業に入ったので、個人開発で一式自前で作ってみた
- コストなどの問題
- まずDataStoreをPlayFabに移行
- C# SDK
- Game Server
- まとめ
- 無料のDataStoreとしてだけでもメリットはある
- ランキング、マッチング、ショップ
- リアルタイム通信はまだできない
PlayFabのカタログとマスタデータ - Yoshitaka Kimisaki
スライド: PlayFabのカタログとマスタデータ
- PlayFabのタイトルデータは、KVSでValue=json。このままマスター管理するのはつらい
- テーブルで管理したい
- Airtable というWebサービスを使った
- mBaaSの不得手なところは頑張らない
PlayFab の最新ロードマップについて - 梅津(日本マイクロソフト)
先日公開されたロードマップについての説明
Whats' new
- PlayFab Party言語対応拡大
- Game Center認証対応
- push通知APIの改善
- ログ検索の拡張
- デモゲーム公開: vanguardoutrider.com
- Azureエンタープライズ契約との統合
直近の予定
2020前半の予定
- 中国本土での全機能利用
- User Generated Contentのパブリックプレビュー開始(マインクラフトで使っているもの)
- PlayFab Insightの機能拡張
- マルチプレイ、マッチング、パーティ、新しいランキングシステムの一般公開
所感
機能は多いし、大手の適用事例もあるし、安定のマイクロソフトさんに買収されたし、かなり有力なmBaaS*1なのではないでしょうか。
Unite 2019での齋藤さん・南さんのセッションは裏で自分が登壇だったので聴講できなかったのですが気になっていたサービスなので、良いタイミングで色々話を聞けてよかったです。
*1:モバイルに限らない気がするのでBaaSでいいのかも? でもモバイル向けのほうが機能が多いので包括してるのがmBaaS説も。むつかしい…