8月29日に発売される『Unityバイブル R5夏号』の予約受付中です。Amazonに書影も出ました。
鈍器とか質量兵器とか言われた『Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd Generation』とは異なり、1冊のボリュームを抑えて年2冊発行されるようになったそうです。
掲載されているのは次の10トピックです。
【特集記事】
- 高品質なグラフィックスを表現するためのUniversal RPの各種機能の解説
- Shader Graphの基本操作から発展的なテクニックまで
- Timelineを利用してリッチな演出を作成する手順や考え方
- Photon Fusionによるリアルタイムネットワークゲーム
- Unity Localizationを利用したシンプルな多言語化
【一般記事】
- ゲームプレイの自動テスト
- Unity開発を効率的にする.NET向けIDE「JetBrains Rider」の活用
- Editor拡張で作業効率を上げよう
- すぐに使えるゲームサウンド演出
- VRアプリケーションにおけるVRMアバターの導入
このうち「ゲームプレイの自動テスト」のセクションを執筆させていただきました。商業出版も共著も、実に10年ぶりでした。
ゲームプレイの自動テスト
扱っている範囲は同人誌『Unity Test Framework完全攻略ガイド 統合テスト編』と同じく統合テスト中心ですが、同人誌では統合テストの手法について広く書いているのに対し、本書は実際に動作するゲームに対してテストを書いていく、より実践的な内容となっています*1。
サンプルゲームはローグライクのダンジョン探索ゲームです。 あえて*2無計画に作りはじめて、テストがあればいくら変更しても大丈夫とばかり、機能追加、仕様変更、リファクタリングを何度も重ねた過程がコミットログから読みとれるはずです。 プロジェクトは本書発売に合わせて公開予定です。
本文では、主に次の内容を紹介しています。
- ダンジョン自動生成ロジックのテスト
- マップ生成のテスト
- 3D要素配置のテスト
- インゲームのテスト
- InputSystem.TestFrameworkを使用したテスト実装
- インゲームのモンキーテスト
- インゲームのシナリオテスト(パッド/キー操作のキャプチャ/プレイバック)
- アウトゲームのテスト
- UI要素を操作するテスト
- アウトゲームのモンキーテスト
- アウトゲームのシナリオテスト(Automated QAパッケージによるキャプチャ/プレイバック)
ぜひご予約の上、発売をお待ち下さい!*3
物理本のほか、ボーンデジタル オンラインブックストアでPDF版を購入できます。 [8/22]
サンプルプロジェクト
サンプルプロジェクトを公開しました [8/22]